2014年 10月 17日

【DB7】スイングアームピボットがズレてる件を考える

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さて、DB7のスイングアームピボットがズレてる件ですが、どうしたもんでしょう。

とりあえず、現段階で判断出来るのはチェーン側の溶接部分が少し曲がってるという事。

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水準器で判ってしまうレベルです。

ここの構造ですが、

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基本的には、パイプAとパイプBを溶接でくっ付けているだけなのですが、この溶接が曲がってくっついてしまったのだと考えています。

パイプの材質はクロームモリブデン鋼で、溶接はTIGです。

『熱して曲げる』と簡単に考える事もできますが、鉄はある程度熱すると質が変わってしまうので、強度部材である以上安易な加熱は出来ません。
クロームモリブデン鋼は、500度まで強度を維持すると言われていますが、逆に考えると500度を超えると強度が落ちるということです。(強度の概念はさておき)

では、500度程度の加熱に抑えて、溶接部分を塑性変化させて軸の平行を出した場合はどうなるか?

溶接の事をちゃんと理解出来ていないので、やや想像の域を出れないのですが、母材がしっかりと溶けてない状態で溶接されていた場合、塑性変化を起こすレベルの力を加えると、溶接部分から割れてしまうのではないかと思うのです。

ただ、もしそうじゃないとしても、塑性変化自体が強度低下になるのではないか?そう考えると、やはりしっかり熱する必要があるのではないか?

ーーーー無い頭でいくら考えても答えなど出ないので、フレーム修正を行っているショップにご教示を乞う事にしました。

問い合わせたのは、Moto Works ZIGの有限会社野田自動車さんです。

早朝の問い合わせにも関わらず、真摯に答えて頂き大変勉強になりました。もうここに頼んじゃおうかなとすら思えます。

で、結論から言いますと、フレーム修正の場合『そのまんま油圧で矯正していく』とのことでした。
つまり、基本的には熱するようなことはしないのだそう。

1本もののパイプで、同じ部分を何度か多少塑性変化させる程度なら大丈夫なのでしょうが、今回の場合は溶接部分というのがどうしても気になってしまうのです。
とにかく溶接次第と言えるのかもしれません。

TIG溶接というのも、見た目は奇麗に仕上がる分、強度的には弱いんじゃないかとも思えてしまいます。モッコリ満ち満ちに溶接が盛ってあったほうが、なんか強うそうな感じがするのは、シロート考えでしょうか?笑

あ〜〜〜!!判らん!!鉄は難しい!!!頭パンクする〜〜〜〜〜〜!!!

冒険して現実逃避しよ!(笑)

by tm144en | 2014-10-17 03:27 | BIMOTA DB7S | Comments(4)
Commented by Babu at 2014-10-18 10:35 x
修理できなくはないですが、コストが問題ですね。
Commented by tm144en at 2014-10-19 01:52
そうですねぇ。お金をどこまでかけるか、ですね。
でも、出来る事なら全部自分でやりたいと思っているので、その分のコストはいとわないつも、、、り、、、です(冷汗)
Commented by Babu at 2014-10-22 12:17 x
「自動調心玉軸受」
↑こんなベアリングを使うと解決できるかも。
Commented by tm144en at 2014-10-23 03:33
ああ、それ、ありますよねぇ!
ただ、左右ともベアリングは2個ずつ使用しているので、どういう感じでいくかが課題ですね

なので、どちらかといえばアンギュラボールベアリングの正面取り付けの方がいいかもしれないです。

が、

曲がった左側がそのままだと、スイングアームが曲がって付く事になってしまうので、やはりそこを真っすぐにした上でのカスタマイズとして、自動調心やアンギュラという選択肢はとても萌えますね☆


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