2014年 09月 25日

【DB7】SNRがCNだった件

SNRの内部すきまの値をNTNさんに確認した所、

『d=24mmを超え〜30mm以下の軸受の場合、ラジアル内部すきまの規格は同じ』

とのことなので、CN:5〜20μmというのもこの間と同じ。
つまり、純正採用のSNRの3つのベアリングも『CN』であるということになってしまいました。

え!?マジで!?

まぁ、私が開発したチープな測定器での値なので、そもそも信用性に乏しいのではありますが。。。

ちなみに、内部すきま『CN』と『C3』は、明確に分かれているのではなく、重なっている部分があります。

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まず重要な事は、はめあいによる内部すきま減少です。すきまが多い少ないを比較した場合、少ない方のリスクが遥かに大きいことが解っています。

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最大寿命を得るすきまから、さらにせまく(値はマイナス)なると、寿命の低下が著しくなるのです。
逆に、すきまが多い場合の寿命の低下は、比較的緩やかと言えます。

つまり、その点から考えると『CN』を指定している場所に『C3』を使用する事は、寿命の観点では大きな問題があるとは言えないということです。

しかし、すきまが過大であると、軸受の剛性が落ちます。
とはいえ、『CN』の最大すきま『20μm』から『C3』の最大すきままではたったの『8μm』なので、その分の剛性の低下は、無視してもいんじゃね!?、、、、と、勝手に思っています(笑)

というか、国産車なら『C3』、外車なら『CN』なんじゃないかという憶測も出て来ました。
国産車は『少しの剛性アップよりも、絶対安全なすきま』という『守り』の姿勢。
外車は『少しでも剛性を上げる為、ギリギリのすきま』という『攻め』の姿勢。

実際、有効すきまはゼロよりもややマイナスで、最大の寿命となります。まるで、タイヤのグリップ力にも似てますね。グリップの限界を超え、ほんの少し滑り出した領域が、一番『利いてる』。

とにもかくにも、実際に装着するベアリングはSKFなので、そちらの内部すきまの値次第では、また話も変わってくるのではありますが。。。

by tm144en | 2014-09-25 04:35 | BIMOTA DB7S | Comments(0)


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