2014年 09月 12日

【DB7】オーリンズフォーク組立(その4)

さて、組み立てもいよいよ大詰めを迎えようかという所です。

インナーチューブにアウターチューブを被せる訳ですが、せっかくなのでその前に、

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トップキャップで使われていたOリングをインナーチューブに通しておきます。サーキット派の方とかがよくやってるヤツですね。フォークのボトム量を計測する為の目印となります。まぁ、私ごときがボトム量知った所でなんの約にも立たないのですが、「なんかカッコイイ」というミーハーな理由により装着されました(笑)
しかし今になって思えば、ミーハー心で付けるのであれば、青とか白のOリングにすれば良かったなぁと、かなり後悔。。。
まぁ、また来年かな?


ーーーーーアウターチューブを取り付けるに当たって、またまたこのフォークの欠陥を見つけてしまいました。

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写真ではちょっと分かりにくいですが、ここにはフォーク上から『スライドメタル→ワッシャー→オイルシール→Cリング』の順番でアウターチューブ内に取り付けられているのですが、片方のフォークだけこのワッシャーが遊んでいるのです。
要するに、オイルシールとスライドメタルの隙間に差があるということなのですが、まさか遊んでる方が正解とは考えにくいので、スライドメタルかオイルシールのどちらかが『ズレて』いるのではないかと思います。

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まず始めにスライドメタルの打ち込み量を疑いましたが、これは左右ともきっちり同じ高さに揃ってました。

ではオイルシールかとマジマジ見てみると、

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ああ(汗)

オイルシールがCリングの上までズレちゃってますね(汗)
走行中にズレたとは考えにくいので、おそらく取り付け時のミスだと思います。
(写真はズレちゃって無い方でしたw)

さてー、どうしたものか。まぁ、何かを当てて叩いて押し込めば良いのでしょうけど、その『何か』ってのが、中々無い物で。。。40φ位の薄っぺらい筒状で丈夫な物、、、

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あった〜☆☆☆
チャレンジのアウターチューブ☆取っといて良かった〜♪

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ピッタリやんけ〜!

ハンマーの『柄』の部分をアウターチューブ内に入れ、スライドハンマーの要領で叩く事が出来るので、力も真っすぐ掛かります☆
シールのリップ部分も絶妙にかわしてるし、もはや専用工具と言っていいレベル☆

予めヒートガンでかるく温めてから行いました。

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完璧っ☆

いや〜、でもねぇ〜、、、多分これが原因ではないかと思うのですが、

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インナーチューブのゴールドメッキがハゲちゃってます(涙)

オイルシールが斜めにズレてた訳ですから、変な擦れ方してたんでしょう。勿論、左右共よく擦れる部分なのでそれなりに擦れた感じにはなっているのですが、オイルシールがズレてた方は、うっすら下地が出ちゃってますね(涙)
よくこれでオイル漏れなかったなぁ。

来年、再メッキだな。
酸化チューブとかにしてみる?

あ、カーボンチューブの方がイイネ!

ーーーーさてさて、今回オイルシールの交換はありません。
それなのにインナーチューブは抜けちゃっております。
オイルシールのリップを、インナーチューブの『ヘリ』で傷つけないように差し込まなければなりません。

どうやって取り付けるかは深く考えないで抜いてしまい、「後で考える〜♪」と思っていたのですが、その『後で』が『今』来ました。

まぁ、

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こうでしょう(笑)

でも、そうすると、

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こうなりますよね(笑)

だったら、

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このまま抜き取ればおっけー♪

注意点としては、アウターチューブの真ん中くらいにあるスライドメタルを越える所で、ビニールを引っ掛け破かないように気をつける事でしょうか。
使用するビニールはちゃんと奇麗な正方形で切り、万が一破れた場合に判る様にしておくといいですね。入れてしまってからでは、もう中を確認することは出来ませんから。

多分、これで、大丈夫だと、思います。。。

実際、抜いた時点で『アウト』説もありますが。。。

ま、多少漏れる位は愛嬌でしょう♪

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やっとここまで来ました☆
あとは、オイルを入れれば完成です!

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スペシャルアイテムのお陰で、エアー抜きが非常に楽です♪
今回は、かなり慎重且つ丁寧なエア抜きを心掛けました。今まで私が行ってきた作業を全て否定するかの如き丁寧さです。
それは一重に、中身の構造を知ったからに他なりません。

そしてその結果、以前行った時は350ccの給油量だった物が、今回はおおよそ450cc程と、実に100ccも多く入ったのです!!!!!!!!!!!!

おーまいがー

っつーことは、前回は私のミスでオイル量が100ccも少なかったってことですか!!

、、、あれ、でもまてよ?

あの時は、あまりの量の少なさに戸惑い、廃油の量を計測したのですが、廃油はピッタリ700ccだったんですよ。まぁ、へばりついてる分を考慮しても、750ccもいけば良い方。
それなので、350ccという量に納得してたんです。

つまり、私もそうですが

スウェーデンのヤツもミスってんじゃん!!

いや、もしかすると中身は中国製なのかもしれんが(笑)

ちなみに、

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スプリングのしたのカラーは入れた状態で。スプリングは抜いた状態です。

また、片方はoリングを入れちゃってるので、アウターチューブの高さが3、5ミリ高くなる為、その分も勿論考慮済み。

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残りは100ccとチョイなので、おおよそ900cc程使用したことになります。
1098sも500cc弱ということなので、同じ位の量だったってことですね。
なぜ同じフォークで、量が違うのか長年の疑問だったのですが、ようやく解けました。

ミスってたのね〜

私も、オーリンズも。

もしかすると、そのせいでオイルシール側に回り込むオイルの量が少なくなってて、擦動抵抗が増え、コーティングが剥がれたのかもしれませんね。

ま、謎が解けたので、それがなによりです。

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ラストスパート〜〜〜

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ダンパーロッドにアジャスタープッシュロッドを差し込みますが、

なんと!!

プッシュロッドの長さが違う〜(笑)
飛び出てる量が、8ミリと7、5ミリの差がある〜(笑)
もう嫌になる〜〜〜〜〜〜(爆)

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ここには、トップキャップがこの様に取り付きます。
トップキャップの裏側は、

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この様になっていて、REB側のアジャスタークリックを回すと、中心が少しずつ飛び出してきてプッシュロッドを押す、という仕組みになっています。

ダンパーロッドの肩が当たる位置から、プッシュロッドを押すアジャスターの位置までは左右とも7、5ミリの深さがあるので、ダンパーロッドを奥に当たるまでねじ込むと、プッシュロッドが8ミリ飛び出てる方が0、5ミリ押されることになります。
しかし、アジャスターを合わせる時は『全締めからの戻し量』という設定を行うので、この件にかんしては問題はありません。

ちなみに、アジャスタのクリック量は35クリックで、移動量が4、4ミリ。トップキャップの奥の深さ32、1ミリの位置から27、7ミリの位置までアジャスターが飛び出してきます。これは左右とも同じでした。

対して、ダンパーロッドに差し込まれたプッシュロッドの移動量、8ミリ飛び出てる方は4ミリの高さまで移動するので4ミリ。もう片方は7、5ミリの高さから4ミリの高さなので3、5ミリの移動量となります。
つまり、35クリックで4、4ミリのアジャスターではありますが、実際はこのプッシュロッドの移動量に支配されることになるのですね。

ーーーーーま、なんだかんだ色々ありましたが、

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ひとまず完成〜。

by tm144en | 2014-09-12 03:02 | BIMOTA DB7S | Comments(0)


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