2014年 08月 21日

【DB7】オーリンズダンパー考察(その4)

さて、COMP時とREB時の、低速作動時のオイルの流れ方、オリフィスの通路へはどのような配分となっているのか?

物理的なことが全くワカラナイのですが、(高校では物理を専攻してましたが 汗)、もしかすると『穴』に仕掛けがあるのではないか?と私は考えました。

例えば単純に考えると、、、

e0159646_3231340.jpg


図の様に同じサイズの穴が2カ所空いている注射器があったとして、このポンプを押し出していくと、両方の穴から同じだけの量のオイルが、同じ圧力で飛び出してくる、、、はずですよね?

これをそのままダンパーロッドに当てはめたら、COMPもREBも関係無しになってしまう訳で、そんなハズはないでしょう。
構造上、両方の通路を100%別々で管理する事が出来ないとしても、『COMP時への影響が大きい』というような考えなんじゃないかと。

そこでまず、それぞれの『穴』のサイズを計測してみました。

まずはCOMP側。COMP時のオイルの流れ順で見ていきます。

e0159646_3342155.jpg

①3、2mm

e0159646_3353168.jpg

②4mm

e0159646_3324382.jpg

③4mm×2

e0159646_3402473.jpg

④2、5mm

COMP時は、③→④の段階において、オリフィスで流量を調節されます。

次に、REB側。こちらも、COMP時で見て行きます。

e0159646_3431822.jpg

①’2、9mm

e0159646_3444848.jpg

②’3、6mm

REB時は、②→①の段階において、オリフィスで流量を調節されます。

以上のような計測結果が出ました。これは、計測可能な位置の穴だけでして、実際にはフォークボトムの内部やインナーチューブの底にもあり、さらには通路の『形状』も一概ではないのかもしれません。

しかしながら、これを見る限り、穴のサイズを変えることで、優先される通路を演出しているような気がしてきました。
例えば、COMP時は、①と①’の穴に同時に油圧が掛かりますが、①の穴の方が大きい為、こちらの方により多くのオイルが流れ込むと思われます。

逆にREB時は、④と②’に同時に圧が掛かるので、②’の穴の方が大きい。

本日最初に示した図で、穴のサイズに大小があった場合、大きい穴の方からより多くのオイルが飛び出て来ると、、、思いますが?

本当?

、、、と、いうことで、次回、その実験の模様をお送り致します(←今日じゃなかったんかい!)

by tm144en | 2014-08-21 03:56 | BIMOTA DB7S | Comments(2)
Commented by Babu at 2014-08-21 09:16 x
オリフィスの通路は「調整用」と考えた方が解りやすいかもしれません。オイル粘度>シムの弾性なのでロッドが動く場面はほとんどがシムがしなる事でオイル通路が確保出来ていると思います。
シムがしなって出来る通路(メイン)とシムの動きに影響されない通路(調整用)シムの動きをキャンセルするスプリング(対ショック時、高速)て感じ。

前日の記事のエア抜きに関してはメスシリンダを長くしてホルダー全体が浸るようにしないと難しいですね。
シムがしなる動きを手動で再現するのはちょっと難しいと思います。
Commented by tm144en at 2014-08-22 02:13
シムが!?しなる!?
あ、アソコはしなってるんですか!!
ナント!!


<< パスカルの原理?      【DB7】オーリンズダンパー考... >>