2014年 08月 12日

【DB7】オーリンズダンパー考察(その2)

さて、以前ダンパーロッドを軽く考察しただけで投げ出しましたが、今日はもう少し攻めます☆

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まずは、ダンパーロッドのボトム側のこのパーツ。
分解すると、

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この黒いパーツが単体になりますが、これは、

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このように、オイルが通る穴が空けられています。
そしてこれは、

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穴の形でお分かり頂けると思いますが、凸凹の形状をしており、そのそれぞれの片方のシムで穴を塞いでいる構造になっているのです。

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写真左側は、シムで先ほどの穴を塞いでいますが、バネで押さえつけている格好なので、油圧で開くようになっています。

写真の右側、フォークで言うボトム側は複数枚のシムがピラミッド状に重ねられている方ですが、こちらはビクともしないので、完全に塞いでいる状態となります。

つまり、このパーツの構造は、オイルの流れをワンウェイにする為の物と考えられます。

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COMP時は、オイルは真ん中の細い通路を通り、フォークボトムのダンパー調節のオリフィスを経て、インナーチューブ内に送られます。

逆に、

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REB時は、オイルはインナーチューブからダンパーロッドの横穴を通り、黒いパーツの穴からスプリングを押しのけ、ダンパーロッド内へと戻ってきます。
ただ、道筋としてはCOMP時の通路も構造上はワンウェイではないので、REB時も生きてはいます。
しかし、穴のサイズは黒いパーツの穴より遥かに小さいので、殆ど影響はしていないものと思われます。一定の圧力下において、サイズの異なる二つの出口があれば、大きいサイズの方により多く流れると思いますが、なんか、この辺の物理学はちょっとワカラン。。。


次に、

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スライドするロッド側のココ。
コレもまた、

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この様に、バネ付きのワンウェイ構造になっておりますが、このバネのテンションは、ボトム側よりも強いです。
これも同じ様に考えてみると、

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COMP時は、ダンパーロッド中間部のオイルが黒いパーツを通り、ロッド内上部に移動。
先程と同じ様に、オリフィス内も僅かに通ると思われます。

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REB時は、ダンパーロッド上部のオイルが、オリフィスを通り、ダンパーロッド中間部に移動します。

ただし、この2つのパーツは、それぞれ『同時に』作用するので、

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んんん??

COMPの場合、ダンパーロッド中間部のオイルが、上部に移動しないと上部は不圧になってしまうので、②の流れは必要です。
しかし、そうすると、①の方へ送るオイルは無くなってしまいますので、流れてないと言う事になってしまいますが、、、?

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んんん??

REBの場合、ダンパーロッド上部のオイルが②の通路で中間部に移動しないと、ロッドは動きませんが、そうすると、①の流れは無い事になります。

んんん??

by tm144en | 2014-08-12 03:53 | BIMOTA DB7S | Comments(3)
Commented by Babu at 2014-08-12 12:16 x
オリフィスに付いているスプリングは大きな力(この場合、速い動き)が加わった時にオリフィスの働きをキャンセルする為に付いています。
段差を乗り越えるような衝撃の際に強くダンパーが働くと突き上げるのでそれをキャンセルする訳です。

オイル通路とピストンとオリフィスの働きは複雑ですが、注射器かなにか解りやすい品に置き換えて考えると納得出来ますよ〜。
Commented by Babu at 2014-08-12 15:11 x
四輪で言うところの「複筒式」と同じ構造です。
Commented by tm144en at 2014-08-13 03:27
ナルホド!遅い動きと速い動きですね!

実際に、オイルに浸すなりして動かしてみると解りやすいかもしれませんね!


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