【DB7】脱 ステッププレート、スイングアーム
2014年 07月 31日
さて、脱病は止まりません(笑)
ステッププレートを取り外します。
ステッププレートとは言いますが、スイングアームやショックユニットのリンクとも繋がっているので、結構重要部品です。
なんでもかんでもすぐバラすのは結構なことですが、この辺のパーツはあんまやり過ぎるのも本当は良くないんですよねー。ボルトとナットのネジ山が弱くなって来るでしょうし、シャフトの抜き差しもベアリングの軸やカラーと擦れて痩せてくるでしょうし。
とはいえ、ベアリングの潤滑も気になりますから、放っておくのも忍びない。
まぁ、ボルトやシャフトは新品に交換する事が出来ますが、ベアリングの交換はハウジングであるスイングアームやリンクアームに負担をかけますし、こちらの方はシャフトなんかより全然高いですから、考えようによってはバラし過ぎも許容範囲とは言えますね。
あとは、ネジ山の具合に注意するのと作業ミスに十分注意すれば、大丈夫でしょう♪
スイングアームのピボット軸がズレているので、シャフトの抜き差しに難儀します。完全にズレているのを、シャフトを押し込む力で矯正する形になるので、精神的に結構きます。
結局、ハンマーで叩いて抜くしかないので、ビボットのベアリングには良く無いですよね。
錆びるのと、どっちが良いんだ!?
さて、そんなジレンマを抱えて外しましたが、
スプロケット側のスラストベアリングは全然問題ありませんでした。
ニードルも確認したいのですが、構造上カラーが外せれないので、手応えのみでしか判断出来ません。で、手応えに問題は無し。
ブレーキ側のボールベアリングも、問題無し。
ここのベアリングは、もう二度と交換したくは無いですからねぇ。
手間がメンドクサイとかではなく、ハウジングへの負担が懸念されますので、そうそう頻繁に交換する訳にもいきません。しめしろが変わってしまうでしょうし、そうなるとベアリングの内部すきまも変わって、強度も落ちてしまいます。
ベアリングなんて、本来そうそう交換するものじゃないのでしょう。
それと、金額的にもキツい!
ブレーキ側はボールベアリング2個なので、2000円程(←CNなら)ですが、スプロケット側のニードル&スラストベアリングは、1個1万円の2個使用で、納期5ヶ月、さらにオイルシールが1個5000円の2個使用で、合計3万円コース(爆)
そんな理由もあり、なるべく頻繁に点検したくもなる訳です。
いや、ほんと、このマシンって、雨、水厳禁ですよ。
でも、雨、水厳禁じゃ、ねぇ〜。。。
さて、
リンクのアーム部分のベアリングも問題無しでした。
ここはまだ交換した事がないので、どんな運命が待ち受けているかは判りませんが、おそらくろくな運命では無さそうですね(笑)
でも、今までの経験上、新車状態のまま乗ると、あっという間にベアリングが駄目にななる事が多々ありましたが、その後新品に交換して、なおかつ使用グリスを『チキソグリース』に交換すると、それ以来一度も錆びて駄目になったことはないですね。
というか、新車状態って実は『酷い状態』なんだと思います。ガイジンってのもあるとは思いますが(笑)
組み付けにおいて、走行に支障の無い程度のグリスは塗布するでしょうが、雨や洗車の水に耐える程ではないのでしょう。それは、グリスの質としても、量としても。
なので、国産はどうかは判りませんが、ガイシャの新車を買ったら、乗る前にまず全部バラしてグリスというグリスを全部しっかり塗り直してやるのは『必須』だと、今更ながら思います。
BETAもフサベルも、F4も、DB7も全部どっかこっか駄目になってましたから。
ただ、tmだけは殆ど大丈夫でしたね。リアホイールベアリングを交換した事はありましたが、今思えばあれは故障ではありませんでした。
ステムベアリングに至っては、ギッチョンギッチョンにグリス塗ってありましたしね。
多分あれはうえさかさんが手を入れてくれてたのでしょう。そのひと手間がマシンのコンディションを良いものにしてくれるんですよね。
まさか新車が!?、、、と思われるでしょうが、所詮量産車なんてそんなモンです。
見た目に騙されちゃぁイカン!
by tm144en
| 2014-07-31 02:38
| BIMOTA DB7S
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