2014年 07月 15日

【DB7】ジオメトリーを測ってみよう、、、からの?

昨日、キャスターだのホイールベースだのの話をしたら、なんか目覚めてしまったようでして、、、



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アイテム追加☆
建築系ではあるのですが、物の傾斜等を計測するアイテム。これで、キャスター角を計測してやろうという魂胆。

、、、と、その前に、ジオメトリーのおさらい。

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キャスター角は、ステムシャフトの延長線と、地面からの垂直線との間の角度になります。
フォークの角度と考えがちですが、厳密には違います。
ただ、ステムからフォークが『平行に』オフセットされているのであれば、キャスター角とフォークの角度はイコールになるので、先ほどの計測器でフォークの角度を測れば、それがキャスター角となります。

、、、と、まずは基本的な所は大丈夫なのですが、はてさて、疑問が沸いてきてしまいましたよ?

カタログに掲載されるようなジオメトリーは、車体は1G?それとも0G?
前後タイヤが設置し、1Gが掛かってる状態での値なのか、はたまたフレームで吊り上げて、前後サスが伸びきった状態での値なのか?

と、まぁ、車体のちょっとした変化でジオメトリーなんかコロコロ変わってしまう訳ですから、カタログ云々は抜きにして、同じ計測方法による比較で考えていけば、まぁ良いのでしょう。

ただ、今回の計測器は、地面の水平に対しての『傾き』を計測するので、床に傾斜が掛かってたらちょっとおかしな値になってしまいます。(それでも、『比較』として考えれば『アリ』ではありますが。。。)

まぁ、前置きはそこそこにして、とりあえず測ってみんべ♪

ーーーーということで、手始めは、

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前後タイヤを浮かし、車体を水平(前後アクスルを結ぶ線に水準器で)にし、計測してみると、

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25、5°といった所でしょうか。
諸元では25°となっているので、良い線はいってますね。
(*ただ、あとになって思ったのですが、後ろのタイヤは、スイングアームを利用して浮かせたので、サスペンションにはGが掛かってたんですよね。ただ、まぁ、水平での値なので、0Gでも同じだとは思いますが。。。)

で、お次ぎは、1Gで計測します。

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1Gだとアクスル間は水平でなくなりますが、これはリアのアクスルがフロントより高い位置にあると考えていいのか、単純に床が傾いているのか。。。

あれ、ちょっとまてよ?
アクスルを結ぶ線って、何?
アクスルを結んだ線が水平にならないのは、(地面が水平と仮定したら)タイヤの外径にしか影響され、、、ない?
例えば、フォークの突き出しや、リアの車高やらを変更したところで、アクスルの線に変化はない、、、か。

、、、ですよね。

マシン全体の傾きは、前後サスペンションの長さで変化しますが、アクスルはサスペンションの長さには影響されない。

、、、あ、ということは、マシンの傾きを見るなら、『バネ上』で見なきゃ駄目なんだ!!

ただ、まぁ、今回はキャスター角なので、取りあえずは関係無い、、、か。

で、1Gでのキャスターはと言いますと、

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24、5°といった所でしょうか。

で、変化を見てみたいので、

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リアショックの位置を

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下げて、要するに車高を上げて、再計測してみると、、、

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ま、当然のことながら、アクスル間の角度の変化はありませんでしたが(水準器なので、アレですが。。。)、

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キャスターは23、5°と、約1°『立ち』ましたね☆
、、、いや、まぁ、理屈では知ってましたが、こやって目の当たりにすると、テンション上がりますね♪

あるお方が、「キャスター立たせるんなら、フォークの突き出しを多くするより、リアの車高を上げた方が、いいよ」とおっしゃっていた。
全体的な車高が上がる方が、マシンの懐が深くなる、、、と思うんだけどな〜とのこと。

確かに一理あります。

ただ、元来『欲張り』な私は、『もっと立たせたい病』にかかっておりまして(F3に対抗心むき出しw)

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フォークも突き出したら、23°切るんじゃね!?、、、と鼻息を荒くしておりまして。

、、、と、せっかくここまでバラしたのだから、組む前についでにステムベアリングを見ておこうと思い、

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脱線(笑)

まぁ、ちゃちゃっとグリスアップして、計測の続き、、、と思っていたのですが、、、

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あんれま!!

ヤバくね!?
ってか、逝ってるね(苦笑)

一応、

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灯油で錆を洗い流してみましたが、

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玉が、駄目ですねぇ。アウトです。

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レースも駄目。腐食してガタガタっす(涙)

取り外してる最中、トリプルクランプだけの状態で動かして確認した時は、何の問題も無いように感じました。
ところが、ステムの締め付けがちょっと緩かったように感じたので、少しキツめに締めて、再度動きを確認した所、アウトな手応えをしてたんですがね(笑)

やー、解ってたのに、こうなるの!!

というのは、ガイシャ系はハンドルロックを取り付けるために、ネック部分に貫通穴を空けることが多いのです。そんなもんだから、そこからお水がジャンジャン入ってしまいますよね。
フサベルも同じで、その時にその事実に気づいてたんですが。

しかもこのDB7、車検の時にハンドルロックが掛からなかった事件がありましたが、その原因も、貫通穴の錆に引っかかってたのです。これは、今回バラした時に気づいたのですが。

さらに、DB7位になると、

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ベアリングレースは、フレームに直接ではなく、レースを打ち込む為のアルミのマウントがありまして、これをボルトで締め込む為にフレームに『切り欠き』があるのですが、バッチリ隙間が空いてる訳で。。。

ステムベアリングにはちゃんとシールがついてますが、まあ、詰めが甘いというか。

こりゃ、ジオメトリー所じゃねぇな(笑)

というか、最近乗って感じた『フロントの不審な挙動』は、これが原因かも知れないですね。
そして、サロマ湖から帰って来る時に、丸瀬布からの高速道路で感じた、ストレートでのフロントの挙動。ステムの締め付け不足による、ガタだよ、と言われれば、ものすごく納得出来る。

なんか、しばらくぶりに乗ったから体がなまってただけかと思ってましたが、違うかもしれませんね。
というか、もしかすると、F4乗ってる間にここが腐れてたんなら、乗り換えた時の『違和感』は、性能の差ではなく、整備不良という可能性も、、、

リア廻りバラしたりして、しばらく乗らない期間があったので、その間に腐食したのかもしれませんね。

いやいやいや、まぁしかし、こんな基本的な所を見落として、マシンの性能云々とは、身の程知らずの大恥野郎ですね(爆)
自身無くすわ〜(涙)

by tm144en | 2014-07-15 01:56 | BIMOTA DB7S | Comments(2)
Commented by sb6r-spl at 2014-07-20 16:34 x
いつも楽しく読ませてもらってます。
ビモは近年のモデルもベアリングの防水考えてないんですね。
私の6rは雨天に乗ったらアウトです。
Oリングのない上側よりもOリング入ってる下側が思いっきり腐ります。
スイングアームピボットの高いベアリングも水でやられるしサスのリンクもシールなしですので一撃です。
今後ともよろしくです。
Commented by tm144en at 2014-07-20 17:56
ありがとうございます。
sb6良いですね!!あのフレームの乗り味が凄く興味あります。
メーター回り初めて見ましたが、カッコいいですね!!


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