【k1】メーターギア考察 (追記あり)
2014年 06月 14日
あーもー、気になっちゃったら、寝れなくなっちゃった(笑)
てことで、バラしまーす♪
裏蓋外します。
スゲー(笑)『クチャッ』ってなってる(笑)アリなんだ(笑)
前面カバーから本体を取り外します。
スピードメーター部分だけを取り外します。
ダイアル部分を取り外します。
はい、ここまで辿り着きました。
木ネジのみで淡々とバラせましたね。変なカシめとか何もなかったんで、メーターバック余裕です(笑)
さて、ギア部分をバラしてみて、ここがよく壊れるというのにやや納得しました。
この3枚のギアの材質が、硬質プラスチックではなく、なんかゴムみたいな感触なんです。ナルホド。こんな材質であれば、経年劣化でボロボロになるのも無理は無さそうです。なぜこんな材質にしたんでしょう?
奥側は硬質なんで、手前側よりはマシだとは思います。
私のK1は、現時点では全然大丈夫な感じでした。
私が思いつく対策としては、このギアを硬質プラスチック製の物と交換するというのしか思いつきませんでした。
模型屋さんなどへいくと、ラジコンなどのギアが売ってますし、あとはロボット工学やエアガン等の分野から同じサイズの物を探せば、どこかにはあるかも知れません。
あとは、ギアを特注してくれる所もあったので、そこで作ってもらう方が早いかも知れませんが、小口対応してるかどうか。。。
まぁ、同じ車両に乗ってる有志を集めて、纏めて発注という手もやれば出来そうですね。
そんな訳で、可能な限りの寸法を記しておきます。
ノギスによる実測なので、誤差があるかも知れません。
=====================
①歯数
②ギア全体の厚み
③歯車部分のみの厚み
④歯部分含む外径
⑤歯部分除く外径
《オレンジ》
①44T/16T
②5、5mm (44T:2、5mm)
③44T:2mm 16T:3mm
④44T:23mm 16T:8、6mm
⑤44T:21mm 16T:6、6mm
《黄色》
①40T/34T
②8、4mm (40T:5mm 34T:3、4mm)
③40T:2mm 34T:3mm
④40T:21mm 34T:18mm
⑤40T:19mm 34T:16mm
《赤》
*まさかの画像無し(爆)
①23T/22T
②5mm (23T:2、3mm 22T:2、7mm)
③23T:2mm 22T:2、4mm
④23T:12、5mm 22T:12mm
⑤23T:10、5mm 22T:10mm
*軸径は全て2mm
====================
ギアは、純粋な歯の厚みとスペーサー部分の出っ張りとがあるので注意。
ギアが2枚合わさった形になっているので、場合によっては44Tの物と16Tの物とを強力ボンドでくっつけちゃうってのも手かもしれません。
さて、それでは、現状大丈夫な車両の対策としては、
まぁ、シリコングリスを塗るぐらいしか思いつきませんが(笑)
最初の状態では、ミシン油のような物が塗布されているだけでした。グリスの方が密着性が高いからその点は良いですが、懸念としては、グリスの抵抗がメーターギアモーターに対して負担を掛けないか?という点です。まぁ、ギア比を見る限り、モーターギア13Tからオレンジの44Tになってるので、大丈夫でしょうけど。。。
ついでなので、パネルの裏側をBMWの曇り止めで拭いておきます。
重要なのはここですね。ケースのOリング。この部分がしっかりしてないと、ここから中に水が浸入して、ひいてはギアの腐食、損傷につながりかねません。
ゴムなので、劣化による硬化やひび割れがあれば迷わず新品に交換して置いた方が良いでしょう。
私は、ゴムと聞けばキチガイのようにシリコンオイルを塗りたくります。
ゴムの硬化を防ぐ効果を狙ってる訳ですが。。。(←笑うトコね)
あとは締め付けを、きっちり均等に締め付けるってくらいでしょうか。
少しずつ、対角線ずつ、完璧に。
メータの本体への取り付け部分の横に、内圧を保つ為のフィンがついているので、ここの劣化等も点検したほうが良さそうですね。
布みたいな物なので、ここへ直接水が掛からないようにした方が良さそうです。
触ってみて思ったのが、K1はかなり大きなカウルに収まっているので、メーターの劣化は殆どありませんでしたね。
メーターが比較的むき出しになっているような車両なら、浸水の被害が出やすく、ギア損傷につながるでしょう。
逆に、もし歯数や構造が全く同じであれば、K1の中古があれば、状態は良いというのが想定出来ますね。断定ではありませんが。。。
あ、41kmも走っちゃった(笑)
しかし、あのブヨブヨのギアはねぇよなぁ〜。。。
(追記)
ブヨブヨが気になったので、プラスチックに付いて調べてみた。
ギア等の精密なプラスチックは、『ポリアセタール』という種類のプラスチックで、所謂『エンジニアリングプラスチック=エンプラ』と呼ばれるものである。
これが、融点(175度)を超える温度にさらされると解重合をおこし、ホルムアルデヒドを発生。それが水に溶けると37%でホルマリンになる。
つまり、ギアに付いていたミシン油だと思っていた物は、実はホルマリンだった!?
もともとは硬質のプラスチックであったが、熱せられたメーター内で、擦動抵抗による熱と相まってポリアセタールの融点を超え、発生したホルムアルデヒドがメーター内の湿気に溶けて残ったのではないだろうか?
一度融点を超え、解重合を起こしてしまった為、分子結合が変化しギアが変質、軟化したと考えられるのかもしれない。。。
が、化学は苦手なので、よく解らない(涙)
とりあえず、もともとブヨブヨの材質を選定した、という可能性は低そう。
つまり、私のも壊れる寸前かも?
てことで、バラしまーす♪
裏蓋外します。
スゲー(笑)『クチャッ』ってなってる(笑)アリなんだ(笑)
前面カバーから本体を取り外します。
スピードメーター部分だけを取り外します。
ダイアル部分を取り外します。
はい、ここまで辿り着きました。
木ネジのみで淡々とバラせましたね。変なカシめとか何もなかったんで、メーターバック余裕です(笑)
さて、ギア部分をバラしてみて、ここがよく壊れるというのにやや納得しました。
この3枚のギアの材質が、硬質プラスチックではなく、なんかゴムみたいな感触なんです。ナルホド。こんな材質であれば、経年劣化でボロボロになるのも無理は無さそうです。なぜこんな材質にしたんでしょう?
奥側は硬質なんで、手前側よりはマシだとは思います。
私のK1は、現時点では全然大丈夫な感じでした。
私が思いつく対策としては、このギアを硬質プラスチック製の物と交換するというのしか思いつきませんでした。
模型屋さんなどへいくと、ラジコンなどのギアが売ってますし、あとはロボット工学やエアガン等の分野から同じサイズの物を探せば、どこかにはあるかも知れません。
あとは、ギアを特注してくれる所もあったので、そこで作ってもらう方が早いかも知れませんが、小口対応してるかどうか。。。
まぁ、同じ車両に乗ってる有志を集めて、纏めて発注という手もやれば出来そうですね。
そんな訳で、可能な限りの寸法を記しておきます。
ノギスによる実測なので、誤差があるかも知れません。
=====================
①歯数
②ギア全体の厚み
③歯車部分のみの厚み
④歯部分含む外径
⑤歯部分除く外径
《オレンジ》
①44T/16T
②5、5mm (44T:2、5mm)
③44T:2mm 16T:3mm
④44T:23mm 16T:8、6mm
⑤44T:21mm 16T:6、6mm
《黄色》
①40T/34T
②8、4mm (40T:5mm 34T:3、4mm)
③40T:2mm 34T:3mm
④40T:21mm 34T:18mm
⑤40T:19mm 34T:16mm
《赤》
*まさかの画像無し(爆)
①23T/22T
②5mm (23T:2、3mm 22T:2、7mm)
③23T:2mm 22T:2、4mm
④23T:12、5mm 22T:12mm
⑤23T:10、5mm 22T:10mm
*軸径は全て2mm
====================
ギアは、純粋な歯の厚みとスペーサー部分の出っ張りとがあるので注意。
ギアが2枚合わさった形になっているので、場合によっては44Tの物と16Tの物とを強力ボンドでくっつけちゃうってのも手かもしれません。
さて、それでは、現状大丈夫な車両の対策としては、
まぁ、シリコングリスを塗るぐらいしか思いつきませんが(笑)
最初の状態では、ミシン油のような物が塗布されているだけでした。グリスの方が密着性が高いからその点は良いですが、懸念としては、グリスの抵抗がメーターギアモーターに対して負担を掛けないか?という点です。まぁ、ギア比を見る限り、モーターギア13Tからオレンジの44Tになってるので、大丈夫でしょうけど。。。
ついでなので、パネルの裏側をBMWの曇り止めで拭いておきます。
重要なのはここですね。ケースのOリング。この部分がしっかりしてないと、ここから中に水が浸入して、ひいてはギアの腐食、損傷につながりかねません。
ゴムなので、劣化による硬化やひび割れがあれば迷わず新品に交換して置いた方が良いでしょう。
私は、ゴムと聞けばキチガイのようにシリコンオイルを塗りたくります。
ゴムの硬化を防ぐ効果を狙ってる訳ですが。。。(←笑うトコね)
あとは締め付けを、きっちり均等に締め付けるってくらいでしょうか。
少しずつ、対角線ずつ、完璧に。
メータの本体への取り付け部分の横に、内圧を保つ為のフィンがついているので、ここの劣化等も点検したほうが良さそうですね。
布みたいな物なので、ここへ直接水が掛からないようにした方が良さそうです。
触ってみて思ったのが、K1はかなり大きなカウルに収まっているので、メーターの劣化は殆どありませんでしたね。
メーターが比較的むき出しになっているような車両なら、浸水の被害が出やすく、ギア損傷につながるでしょう。
逆に、もし歯数や構造が全く同じであれば、K1の中古があれば、状態は良いというのが想定出来ますね。断定ではありませんが。。。
あ、41kmも走っちゃった(笑)
しかし、あのブヨブヨのギアはねぇよなぁ〜。。。
(追記)
ブヨブヨが気になったので、プラスチックに付いて調べてみた。
ギア等の精密なプラスチックは、『ポリアセタール』という種類のプラスチックで、所謂『エンジニアリングプラスチック=エンプラ』と呼ばれるものである。
これが、融点(175度)を超える温度にさらされると解重合をおこし、ホルムアルデヒドを発生。それが水に溶けると37%でホルマリンになる。
つまり、ギアに付いていたミシン油だと思っていた物は、実はホルマリンだった!?
もともとは硬質のプラスチックであったが、熱せられたメーター内で、擦動抵抗による熱と相まってポリアセタールの融点を超え、発生したホルムアルデヒドがメーター内の湿気に溶けて残ったのではないだろうか?
一度融点を超え、解重合を起こしてしまった為、分子結合が変化しギアが変質、軟化したと考えられるのかもしれない。。。
が、化学は苦手なので、よく解らない(涙)
とりあえず、もともとブヨブヨの材質を選定した、という可能性は低そう。
つまり、私のも壊れる寸前かも?
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by
samansa5103 at 2014-06-17 02:22
動いているのに(笑)
色々なギア制作してくれる(単品から)な所に聴いてみたのですが
現物からは制作どころか見積もりさえしてくれないな所ばかり
先ずは設計図をなんて言われちゃって(涙)
そんな中アメリカですがギア販売してる所見つけ&注文、商品が届きました~
メーターから外したギアは永年経過してるので新品状態が不明ですが
ブヨブヨ感や固着状態でしたが届いたギアはブヨブヨ感は全く無くやはり良さげです。
大小に関わらず1枚¥2500+送料¥3000強ですがとりあえず
パーツは揃いました~
セット物では歯数が合わなく個別注文になりました。
下記URLです。
http://www.odometergears.com/products/BMW/R+%26+K+Motorcycles/42
色々なギア制作してくれる(単品から)な所に聴いてみたのですが
現物からは制作どころか見積もりさえしてくれないな所ばかり
先ずは設計図をなんて言われちゃって(涙)
そんな中アメリカですがギア販売してる所見つけ&注文、商品が届きました~
メーターから外したギアは永年経過してるので新品状態が不明ですが
ブヨブヨ感や固着状態でしたが届いたギアはブヨブヨ感は全く無くやはり良さげです。
大小に関わらず1枚¥2500+送料¥3000強ですがとりあえず
パーツは揃いました~
セット物では歯数が合わなく個別注文になりました。
下記URLです。
http://www.odometergears.com/products/BMW/R+%26+K+Motorcycles/42
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tm144en at 2014-06-17 23:54
1枚2500円!!た、高いですね〜!!
でも、物は良さそうで、しかもカッコイイですね☆
でも、物は良さそうで、しかもカッコイイですね☆
by tm144en
| 2014-06-14 08:32
| BMW K1
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Comments(2)