二重煙突化&バラヤンか?
2013年 12月 21日
唐突ですが煙突を掃除しました。
煙突ブラシ等という物を買うのは勿体無いので、
自作します。垂木に布を巻きつけ、紐で固定。漁師力全開(笑)
で、煙突をホジホジする前に一つ企てていた事を実践します。
『ザッツ二重煙突』
薪ストーブを使用するにあたって、煙突の性能は非常に重要。
その最たる目的は『安定した上昇気流』。煙突内に発生する上昇気流の力(ドラフト効果)で、ストーブ内の排気を促します。
この上昇気流の力は、煙突の『高さ』と『温度』に比例します。煙突が高ければ高い程、そして熱ければ熱い程上昇気流の力が強くなるのです。
この『温度』を保つ為に考えられたのが先の『二重煙突』という物。種類はいくつかありますが、要するに煙突を二重構造にして外気温との『隙間』を作ることで、煙突が冷やされるのを防ぐという方法です。
しかしこの二重煙突、1メートルで2マンとかするので、そんなのやってられない。そんなわけで作ってみた。
要するに『空気の層』を作れば良いので、106φの煙突に120φの煙突を被せればそれで済む。
被せる、といってもただ被せただけでは安定しないので、このセラミックウールを使います。たまたま残ってた2Tサイレンサー用のヤツ。セラミックウールという名のグラスウール配合率80%(笑)ちなみに、グラスウールの耐火性能は650度程。
で、被せる120φの煙突に限りがあるので、煙突の一番先端部分を優先させることにします。
セラミックウールをこのように巻き付け、被せる煙突の芯が出るようにします。
ま、若干誰かさんのパクリなんですけど。。。
全部で5カ所にセラミックウールをまき、その上からアルミテープで巻きます。煙突を被せる際に、セラミックウールが引きずられないようにする為です。ここは私流。
そして、被せます。中々のぴったりサイズで苦戦しましたが、なんとか成功。
隙間の部分をアルミテープで多い、中に水が染み込まないようにします。
そして、固定の方法も、ステーで一カ所だけだったのでもう少し補強します。
紐で(笑)
いやぁ、もう予算無いです(涙)
タテカンバンドを煙突に付け、そこから紐で引っ張りました。ここでも漁師力全開。いや、多分、紐で遊びたいんだろう。。。
ただ、この方法では、2方向からの力に対しての補強にしかなっていない事は、ナイショにしておいて下さい(__)
でも、ほら、なんか立派でしょ?世間体とか、あるからさ(笑)
そして、ここまでやった所で、
横引き部分のスス掃除。そう。今まで一カ所でしか固定してなかったので、横引きを外すことが出来なかったのです。
っていうか、スゲースス(汗)まだ全然使ってないのに。。。
変なモン燃やし過ぎ?
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さて、突然ですが、『バラヤン』というストーブメーカーがある。穴の空いた鉄パイプを組み合わせた薪ストーブで、燃焼させるとそのパイプの穴から上昇気流が吹き出し温風を出すという画期的なシステム。
まぁ、またこれも某氏の洗脳によるものなのですが。。。
でも、理論的にとってもステキ。
なので、作ってみた。
バラヤン化。
、、、バラヤンか???
ストーブの熱が外側に取付けた煙突を暖め、上昇気流が発生し、温風が、、、
、、、
、、、
、、、
?
、、、まぁ、あれですよ。熱源体の表面積を出来るだけ大きくして、空気を暖めようとしてる訳です、はい。
温風?
で、出てるんだからっっ!!
ーーーーーあ、でも、二重煙突の効果は出てるような気がします。
薪の燃え方がスゴく良い。そして空気絞ってもグングン引っ張ってくれるお陰で、薪が長持ちしてる『気』がします。
穴の掃除もしたし、長さも長くしたし、効果が無い訳が無いですけどね(笑)
只今の気温、外がマイナス4度、ガレージ内は13度でございます。快適快適♪
by tm144en
| 2013-12-21 20:01
| 薪ストーブ
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Comments(2)