【K1】クラッチ分解
2013年 10月 10日
K1のクラッチ。BMWの殆どが、乾式単板クラッチを採用しています。所謂車と同じヤツです。
で、M6のボルト(アレ!?M8だったかな!?)6本を外すと、するりと抜けてくるハズの構造なのですが、どうやらピンで正確な位置決めをされているようで、そのせいで中々抜けてきません。
悪銭苦闘の末、
何とか外す事が出来ました。
これがクラッチプレートとフリクションプレートのサンドウィッチ。
ピンに薄ら錆びが浮いてます。これが原因で抜け辛かったのかもしれませんね。
で、ですね。このクラッチ。しっかり回転バランスが取られているんですよ。よく見ると、バランス取りの為に削り込みがされてるんですね。
確かに、回転モノはバランス取りが基本ですが、改めて考えてみると、「ああ、スゲェ!」と思いました。
そんな訳で、取付けられていた位置をしっかりとマーキングしておく必要があるのです。というか、今まで触ってきたクラッチはちゃんとバランス取りされてたんでしょうか?今更になってちょっと不安。。。フサベルとか、tmとか。。。
さて、クラッチハウジングですが、センターナットの供回り固定の為の専用ツールなんぞ勿論無いので、
こんなんで固定してみました(苦笑)
なんだかロータリーエンジンみたい(笑)丁度この木を挟んでる所が燃焼室(笑)
そんで、ナットを100度に温めて、ナットを外します。
ところが、ハウジングが上手い事抜けてきません。「またかよ!」な感じです。クランクのアウトプットシャフトのスプラインにハマってるだけのハズですが、精度がキッチリ過ぎて抜けて来ない、、、、という感じでもない。
ちょっと雑な展開だとは思いつつも、なんとなく時間に追われて作業するという良く無い精神状態だった為、
プーラーで『脱』を試みました。
それにしても、いつまでも抵抗がかかります。
最後の最後でようやっと「スコン!」と抜けたと思ったら、、、
あ
なんか壊れた(笑)
これが外れたハウジング。
こっちがアウトぷっとシャフト側。
あ、そっか。ナルホド。アウトプットシャフトのオイルシールは、シャフト部分にリップを立てるんじゃなくて、クラッチハウジング側にリップを立ててるんですね。そんなだから、スプラインの隙間から入ってくるオイルをせき止める為に、シャフトに溝掘って、ガスケットリングを咬ましてるって訳だ。さっきのは、そのガスケットって訳ですね。
まぁ、それならとりあえず問題は無いですが、果たしてコレは正しい方法だったのか?そして、入れる時はどうするんだろう。。。
まぁ、マニュアル読めば解決しますが、まだ見ない(笑)
そう。ある程度予測してから、もしくは行動を起こしてからマニュアルを見るようにしてるのです。
じゃないと、勉強にならんでしょ!!
(翻訳が面倒くさいという理由もあるが。。。)
さぁ、
ここまで来ました!
で、
外しました!
遂にここまできましたよーーー!
赤、青K1は、この部分までのケースが、黄色に塗装されているのです。
そう。塗りますよー!!
これで。
え?青?
青でしょ!
耐熱200度で、『ツヤありブルー』ということで、どんな青か試しに買って塗ってみる事にしたんです。
これが悪く無い色なら、これでいこうと思う訳です。
で、どんな塩梅かというと、、、
おお!エエやんけ!!
悪く無い悪く無い。耐熱塗料にしては上出来な色です。ただ、まぁ、1本3000円はちょっと高けぇ(涙)でも、パウダーコート出すよりは安く済む、、、ハズ。。。
下地をしっかり綺麗にして、上から耐熱クリアー拭けば、多分大丈夫と思います!
、、、それにしても、
グッチャグチャ(笑)
前のガレージじゃ、絶対出来なかったですね。やったとしても、スペース的に結構なストレスになってたでしょうね。やっぱ広いガレージはイイネ!このK1でこうやって遊ぶ為に引っ越したと言っても過言ではないですからね(笑)
仕事終わったら、毎日帰ってバイクイジリたいのは山々ですが、やはりガソリン代がネック。ガソリン代で往復1200円位しますから。そろそろオイル交換しなきゃだし(笑)
さっ!明日もガンバロー♪
by tm144en
| 2013-10-10 19:13
| BMW K1
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