【DB】スイングアームピボットからのベアリング脱却考察(その1)

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いや〜〜〜美しい☆

さて、

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ここのベアリングの『ゴリゴリ感』。
回した360°終始『ゴリゴリ』というより、ある一点だけで『ゴリッ』って感じなのです。なので、やはり気分がよろしくありません。

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試しにチキソグリスを塗り足してみましたが、然程改善される様子もありません。

ーーーーというか、とにかく『外したい!』という欲求の方が勝っちゃってるので、なんとかして脱却させます。

その方法の第一弾目として、

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この手のベアリングプーラーを思いつきました。
今回のベアリングにはゴム蓋がされていましたが、そのゴム蓋の内径側の『引っかかりの溝』に可能性を見出したのです☆

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こんな感じで、その『溝』をプーラーでガッツリ加えて引っこ抜こうって魂胆なのです。

ただ、プーラー側の爪のサイズが合わないので、

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切削加工します。

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こんなん出来ました〜♪

さて、こういう作業。2回目の方がスゴく苦手なんですよねぇ〜(汗)
僕の性格上、ゼロからの作業は得意なんですが、同じ事を繰り返すのがヘタなんですよ。

それでもなんとか削り上げ、

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ちゃんと引っかかるまでになりました☆

真ん中の穴の部分には、適当なワッシャーとボルトで台座を確保し、それでは早速、、、

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3、、、

2、、、

1、、、






「パリ〜ン!!」



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Örz
Commented by ナツウサギ at 2012-02-29 04:21 x
これで絶対に外さなくてはならなくなりましたね~・・・
Commented by tm144en at 2012-02-29 05:13
そ、そうなんス(苦笑)
Commented by tm450乗り at 2012-02-29 17:58 x
思わず自分が整備で失敗した時を思い出してしまいました。

部品を大型冷蔵庫に入れ、今回の方法でプーラーをかけ、

ヒートガンで赤い部分を加熱しながら抜く作業をする

どうでしょう?この案は。
Commented by ST3 at 2012-02-29 21:54 x
老婆心ながら・・・
二輪も4輪もこのたぐいのアームについてるベアリングはむやみに取らない方がいいですよ。
圧入の具合によって狙った剛性や耐久性を出してるものも多いですから。
某4輪スポーツメーカーは足回りのアーム類のベアリングや圧入ブッシュを交換しようとすると、ベアリングやブッシュ単体では出してくれず、ベアリングやブッシュが圧入されたアーム単体でしか出荷してくれないほどです。
Commented by tm144en at 2012-03-01 06:38
>tm450乗りさん

極端な圧力、張力が掛かる作業は充分に気をつけなければいけませんね!
「バイ〜〜〜〜ン!!」とかなってヒヤッとしたこと何回もあります(苦笑)

して、tm450乗りさん案は、、、、既出の記事にて似た様な方法でまさにやってみたのですが、周知の結果に(笑)
やり方が悪かったのかもしれませんが。。。

>ST3さん

圧入の具合で、剛性や耐久性を狙われていたとしたら、僕のDB様はもう終了ですね(汗)

しかしながら、2シーズン程でベアリングに錆が浮いて来る程ですから、まさか2シーズンに1回スイングアーム交換が必要、、、、、な訳ないですよね(笑)

ベアリングの外径とスイングアーム側の内径を1/1000mm単位で測定してみて、どのくらいの数値が出るかで、色々考える所がありそうですね☆
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by tm144en | 2012-02-29 02:41 | BIMOTA DB7S | Comments(5)

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