テレビを考える

今回の災害の情報について、当初ラジオからしか入手してませんでした。『テレビ』というものがあまり好きではないからです。
しかし先日、初めてテレビから流される現地の様子を見た時、あまりの光景の数々に思わず絶句してしまいました。

災害の次元を遥かに越えている!!

ラジオを聴いていた時に感じた『希望感』は、テレビを見る限り『絶望感』しか伝わってきません。
やはり『映像』という『事実』に匹敵する情報の取得方法は無いと強く感じました。言葉では伝えきれない壁が存在する様にも思います。

ただ、それと同時に、ある不信感が募ってきます。それは、僕がテレビをあまり好きになれない主な理由です。

それは、

映像の事実を、誇張、大袈裟、にしたがる、キャスター、コメンテーターがいるからです。いわゆるマスコミ
の人達です。

例えば、原発で水素爆発が起きました。「大丈夫なのか!!」となるのは当たり前です。しかし、その後の政府発表で「大丈夫です」との報告。
その時点で、「ああ、ヨカッタね☆」で終われば良いものを、いつまでたっても、しつこくしつこくその事について報道する。まるで放射能がまき散らされてないと、ネタ的に面白く無いのかい?、、、、、と言いたくなる程。

『放射能の影響が合ってはならない』という正義感の仮面を被って、本音は放射能がまき散らされてた方が、政府は嘘の発表をしたと揚げ足も取れるし、「だから言ったじゃないか」とも言える。「俺達すげぇだろ!」って。

そういうマスコミの『ネタ重視』的な雰囲気をひしひしと感じるので、テレビが信用出来なくなってくるのです。

流れてる『映像』は真実です。が、周りでギャーギャー騒いでる『マスコミ』は、必ずしも真実とは限りません。

東電や気象庁などの公式発表の場でも、その人達がまるで悪い事でもしたかのような質問の仕方も聞いててイライラしてきます。人にモノを訪ねる態度じゃねぇだろ!!
また、揚げ足取りに必死なもんだから、喋っていた内容を全く理解しておらず無能な質問を連発。「アンタ達、ちゃんと話聞いてた?」

気象庁の人なんか、ビビって半ベソかいてるじゃねぇか!!笑

公式の発表に不備、もしくは嘘、隠蔽がある、、、、という事実が欲しいのでしょう、『彼ら』は。

確かにそれはあるかも知れません。政府だってドコまで信用していいものやら。
ただ、表面上そうと発表している限り、その場はそれで終わりにすべきと思うのです。疑わしいのなら、後で調べればいいわけで、わざわざ放送中にギャーギャー言うのは、見ていて非常に不快なのです。

テレビは真実を、『後手後手』に伝えてれば良いだけなのに、変に正義感『的な』もの持って来て、『先手先手』の報道をしようとするから、おかしな事になってくるのです。

ウラで、先手打って行動するのが駄目なんじゃなくて、それを放送するのが駄目なんです。

しっかり物の分別が付く人が見てる分には問題ないのですが、そうでは無い人も大勢いる訳です。言葉は悪いですが、テレビに『踊らされて』いる人達です。テレビがいつしか『絶対的な存在』となってしまったのです。

繰り返しますが、流れてくる『映像』は揺るぎない真実です。
ただ、それについてギャーギャー言ってる『マスコミ』は、ただの『カラス』です。
(あ、カラスに失礼か 汗)
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by tm144en | 2011-03-15 04:46 | Comments(0)

カメラとバイクとエトセトラ


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