【フサベル】VC調整&各部取り付け&ネジロック蘊蓄
2011年 02月 13日
オリジナルフィラーゲージにて、バルブクリアランスを調整しました。なかなか使い易かったです☆さすがオリジナル♪
っんだども!
調整には『妥協』が入りました(汗)左右でたぶん1000分の5ミリ位は揃ってないでしょうね。。。
けど、考えたんですが、それって意外と『アリ』では?
左右のバルブが必ずしも『同じタイミング』でなければならない理由は、メーカーの思惑を無視すれば理論的には無いと思うのです。
単純な話例えば、クリアランスを多く取った場合、シリンダーが閉じてる時間が長くなるのでトルク型のセッティングになりますが、タペット音がうるさくなり、高回転も回り辛くなります。
逆にクリアランスを詰めた場合、トルクはやや落ちるも高回転が良く回る様になり、タペット音も静かになります。が、詰め過ぎに注意が必要です。
でもって、この特性を左右のバルブに振り分けるというのも充分『アリ』だと考えるのです。
右側のバルブ早めに開き、早く閉じる。
左側のバルブは遅く開き、遅く閉じる。
、、、、あれ?でも。。。ん?
ん?
ま、難しい事はいいや(爆)
このナットは、11N指定でした。M6で11Nって事は、、、、なるほど、そういうことか☆
ボルトの『伸び』のばらつきを無くす為に、『塑性域』まで締め込むって魂胆ですね!(多分)
以前の実験により、M6だったらおおよそ11N辺りから塑性域に入ったので、多分そうでしょう。その代わり、回数を重ねたら新品に交換が必須ですね。
さて、妄想を楽しんだら、
カバーを閉めるのですが、その前に、
やっぱ磨きますよねぇ〜☆
『husaberg』の文字のデコボコ部分は、必殺綿棒ですよね!
(*劇的ビフォーアフターのサウンドトラック)
「何と言う事でしょう!!」
「あんなにもくすんでいたアルミが、目映いばかりの輝きを放っているではないですか!!」
「こんな所にも、匠の心遣いを感じる事が出来ます!」
とかなんとか(笑)
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さて、
チェーンテンショナーを取り付け、
キックスターターを取り付け、
クラッチハウジングを取り付けたら、いよいよ、
ここのナットを締め付けます。
が、ここでマニュアルには、
『ロックタイト2701を塗布』の指示が。
回転軸に固定するナットなので、ネジロックの役割は重要です。ここはしっかり指示通りにしなければ。
、、、ということで、ロックタイトの『2701』を注文しに行くと、、、
「12000円以上しますね〜」
えええ!!!まじ!?
そんなばかな!!あり得へん!!
でも、マジなんです。
通常、高強度用のや『271』というのはあるのですが、『2701』といのはかなり特殊なようですね。不活性金属に対する性能が高いようですが、はてさて。。。
で、さすがに、『数滴』の為に万金は出せない!、、、、ということで、それに近い性能であろうと目論んだ、『パーマテックス社』の『271』を購入しました。
ちなみに、パーマテックス社はロックタイト社の子会社(?)になった為、製品の性能品番も踏襲されています。
『271』では、『2701』での『不活性金属での硬化』とい点と『熱老化』の点で劣ってしまうのですが、
、、、、、ってこの記事書きながら、ロックタイトのHP調べてたら、どうやら『263』という、最強のネジロックが新発売してたようですね(大汗)
値段もお求め易く。
これ買えばよかったの?
でも、
時はすでに遅し。。。
しっかりと、110Nで締め込んでしまいました(爆)
ちゃんと調べたんだけどなぁ〜(涙)
やっぱ、ネジロックの世界はディープ過ぎた。。。
ま、とにもかくにも、
一応着々と形になってきたフサベル君のエンジンですが、なんか不活性要素がたくさんあって、O/Hという名の元で『キズモノ』にしてしまったような気が。。。そもそも調子悪かった訳でも無かったし。。。
なんか、
魔女狩り
みたい。。。
(あ、ちょっと違うか!?)
ま、凄まじい勢いで勉強になってるから、いいんですけど。
教材費は、まんま専門学校行けるだけの金額ですね(笑)
by tm144en
| 2011-02-13 14:13
| HUSABERG fe650e
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