【フサベル】ステムベアリング交換

今日は無茶苦茶作業しました!!

久しぶりに『没頭』しましたね。13時ー22時の9時間です(大汗)
しかし、内容はと言えば、『ステムベアリング&レース』の交換が主。エンジンは一旦お休みです。

たったそれだけで9時間も掛けてたら、バイク屋さんだったら『クビ』ですね(汗)
あ〜、良かったバイク屋さんじゃなくて☆やっぱ、趣味は仕事には出来ないですね。。。

写真も撮りまくって、44枚もあったので如何様にして記事にまとめたものか。。。

とりあえず、『ベアリング編』と『レース編』とに分けることにします。

本記事は『ベアリング編』ということに致します。

ただ!!

とっておきの必殺技が『レース編』の方で炸裂しているので、それは、、、、また明日(笑)

あ、『レース』って、ベアリングレースのことです、はい。
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トリプルクランプを取り外すまでの行程は、割愛しました(汗)

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ずーっと前に買っておいてた、新品ベアリングとレースです。

フサベルのボトムクランプは、シャフトが取り外せる様になっていますので、ベアリングを外すのは比較的簡単です。

以前は、エンジンクレーンと天井の間で外すという『必殺技』でしたが、今回は、

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油圧プレスがあるので、これを上手く利用します。
ベアリング部分を支持して、シャフトをプレスで押し込んでいく形になります。

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これにて分割終了〜☆

外したパーツ類は、、、

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一通り綺麗にします。

終わったら新品ベアリングをシャフトに打ち込みますが、

スマートな方法

でやりたいと思います。

ただ、ベアリングを暖めて挿入したいのは山々なんですが、ダストシールが付属してるので暖める事が出来ません。

なので、、、、、

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おウチの冷凍庫でシャフトの方をー20度まで冷やします。

ホントはもっともっとなんでしょうけど、ま、僕的にはこれが限界です。

あと、せめてもの『あがき』で、

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ベアリング側を、ゴムが耐え得るであろう温度の40度位まで暖めます。

これで、シャフトとベアリングの温度差が60度になるので、ギリギリいける、、、かな!?




さて、それではいざ!!


うわぁ〜〜〜〜〜!!!!!

途中で引っかかってしまったぁ!!

ヤベーヤベーヤベー!!!

え〜い!こうなったら!!最後の手段!!

せいやー!せいやー!せいやー!





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結局叩き入れたとさ(爆)

ま、でも、常温でやるよりは、少しは『マシ』だったんじゃないでしょうか!?

前回交換した時はそれでやってましたし、何よりベアリングを引き抜く際は常温ですから。。。

ま、遊びですよ、遊び♪

さて、お次はシャフトを再びボトムクランプに取り付ける訳ですが、またここで少し工夫を。

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もともとネジロックの塗布されていた場所なので、まずはそれを購入してきます。

あれ!?

前に買ってたって!?

いやはや(汗)。知らなければ良かった、

ネジロックの世界

グリス並み、、、とまではいきませんが、なかなか奥が深い。

適所に適材を使用しなければならないのです。マニアックなネジロックネタは、また後日(笑)

でもって、ネジロックをシャフト固定用のボルトに塗布するわけですが、このボルト、なかなかの『座面』の持ち主なのです。

というのは、ネジ部に対して座面が広過ぎるので、締め付け時のトルクが座面の摩擦力に食われてしまう懸念があるのです。(と、勝手に妄想しました 笑)

なので、

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ネジ部にはネジロック、座面部にはグリースを塗布しての取り付けにします。
DB7でこの様な支持のある箇所が合ったのをヒントに、自分なりに理屈を考えやってみました☆
ま、多分、イイ線いってる(?)でしょう♪

で、最後は、

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トルクレンチで。
ここの締め付けの支持トルクがドコにも掲載されていなかったので、同じサイズのリアアクスルのナットを踏襲しました。M20の1、5で、80Nです。

【フサベル】ステムベアリング交換_e0159646_22571983.jpg


これにて、ベアリング打ち込み完了〜☆

衝撃の『レース編』に続く〜☆
(↑ハードル上げてるねぇ 笑)
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by tm144en | 2011-01-23 22:59 | HUSABERG fe650e | Comments(0)

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