【第1章】サスペンションの概要 《1》サスペンションの機能

(まずは記事部分を丸写しし、その後僕の考えを書き込みます)ーーーー

[1]オートバイの構成要素

 オートバイはエンジン、フレーム、サスペンション、タイヤ、ブレーキ並びに操舵系という主要要素に分けられる。操舵系は、通常のオートバイではフロントのサスペンションと一体になっている。このうち走行性能に大きな役割を演じているものは、サスペンションとタイヤである。
 
オートバイを運転する時、エンジンの特性は自分のスロットル操作で反応し、特性が分かり批評しやすい。しかしサスペンションは、路面に段差を発見した時や急ブレーキを賭けた時以外、意識される事が少ない。一般に、サスペンションは受動的な装置の為意識される事は少ないが、オートバイの走行特性に大きく寄与しているのである。ブレーキングの安心感や、安定したコーナリングを実現する接地力の確保は、サスペンションの重要な働きである。
 
また、オートバイのサスペンションの理解を難しくしている原因がもう1つある。我々は、オートバイを運転する時、自然にいろんな動作をして、より快適に操ろうとする。例えば、道路工事で段差があれば自然に体を後方に移しフロント荷重を抜くようにするだろうし、深いコーナーでは車体を寝かせて体をお起こし、スキーの様な体勢を取って、回り込みやすくする。この事は、オートバイのサスペンションを一元的に論ずる事を難しくしている。つまり、コーナリングでのライダーの姿勢にも車体と一体となって傾斜するリーンウィズ、車体をよりより内側へ倒すリーンアウト、車体よりもライダーが内側へ倒れ込むリーンインの3つがあるが、これによってもオートバイのコーナリング性能は変わってくる。しかし、一方では、快適な操縦が個人の技量を要求する事を意味し、オートバイをより人間に近い乗り物としている。この事はオートバイの魅力でもある。
 
本項では、オートバイのサスペンションの働きを理解しやすくする為、目的と構成を概説し、本文の理解の一助とする。

[2]乗り心地と操安性の確保

 オートバイのサスペンションの目的は、路面との接地性の確保とライダーの意思を路面に伝える事である。次にその概要を示す。

(1)路面のギャップ吸収(乗心地)
 言うまでもなく最大の目的は、タイヤでは吸収不可能な路面のギャップを吸収し、車両とライダーを保護することである。
 
オフロードを目的としたバイクでは、路面のギャップが大きい為、サスペンションに依存する部分が大きく、長いストロークを有している。一方タイヤはあまり大きな変形はせず、路面との摩擦力を確保する為、ブロックパターンを採用している。これに反し、ATV(All Terrain Vehicle/オール テレン ビークル=全路面走行車)に見られるバルーンタイヤは、タイヤのギャップ吸収性能を重視したタイヤと言える。
 
またオンロードでは、タイヤと路面との摩擦力は比較的確保される。この為コーナリング時の遠心力に抵抗する負担が増え、剛性の強い硬いタイヤを使う。タイヤの硬さからパッセンジャを守る為、オンロード用のサスペンションは、小さなショックの吸収が出来るよう、作動特性に優れた性能が要求されるようになってきている。

(2)操安性への寄与
サスペンションの第2の目的は操安性への寄与である。

オートバイは走行する事によって自立する。上に述べた路面のギャップ吸収の働きが、同時に路面に接しているタイヤの接地力を安定化し、ハンドル切れ角に応じた横力を発生させている。この事が二輪車の操舵系の働きを路面に伝え、安定した自立を約束する。四輪車にも増してこの特性が重要になるのは、この為である。コーナリングの安定感にも、接地力の安定化は重要である。

この他、操安性に影響する因子として、ホイールベース、重心高さ、ロール慣性、ヨー慣性、分担荷重が考えられる。各因子は図1−1のようであり、詳細は第3章で解説する。
【第1章】サスペンションの概要 《1》サスペンションの機能_e0159646_3362042.jpg


(3)車体のピッチング防止及び車体姿勢の確保
オートバイのフロントとリアの荷重分担は積載物(ライダー、同乗者、荷物等)や、走行中のライダーの操作方法で大きく変化する。その分担の変動量は、例えば、ブレーキング時にはフロントに通常の1、7倍から2倍以上の分担荷重が働く。コーナリング時にも遠心力により同様に荷重は大きくなる。この為、オートバイのサスペンションには、荷重変化にも関わらず変わらぬ応答性を示し、過大な姿勢変化を抑える働きを持たせてある。安定したブレーキングは、この効果である。

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、、、、、とまぁ、こんな感じでやって行きたいと考えております。
最初は比較的簡単な事なので一気に進みました。なので、目が、、、、、

早く奥まった所に進みたい!!!、、、、のは皆さんんも同様でしょうが、まぁ、まぁ、焦らずじっくりやって行きます。

今僕が理解しようとしていることは、2級整備士のレベルを遥かに超えています。(と仰ってました。)
なので、後々理解不能に陥らない為にも、1歩1歩着実に進んで行く所存です。

「まどろっこしいなぁ!!」とお感じになられる方には、ご自身でのお勉強をオススメ致します。

ちなみに、【第1章】は物理的な所はありません。『概要』のみです

【第2章】でようやっと構造的な所に入りますが、ちょっとした『バイク馬鹿』の方ならご存知の事が多いはずです。数式的なものも出て来ません。

【第3章】でついに『基礎理論』に突入します。一般の方ならこの辺でゲロを吐くはずです。(勿論僕も)パラパラッと見ただけでも、脳が収縮するのを感じます(爆)
でも、整備資格をお持ちの方や、それに従事されてるかたなら、「あ〜あれね!」という感じになるでしょうか?

ここいらが峠といった所で、あとの【4〜6章】は3章を理解していれば、簡単な話となっている事でしょう。(多分)

1日1ページ『理解』出来れば、良い方でしょう。というか、3章は1ページを理解するのに1ヶ月とか掛かったりして。。。。(sinとかcosとか出て来てるし!!)(数学もやり直し!?)

、、、、、、ああぁ、この『ブログ』だけが、僕のモチベーションを支えている。。。。。
Commented at 2010-03-16 12:33 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tm144en at 2010-03-17 03:12
ねねたんさんお久しぶりです☆
あのあとブログ探したんですが、見つけられなくて(汗)

さっきチョコッと拝見させて頂いたのですが、どうやら僕も登場させて頂いてたみたいで(恥)

さて、著作権の件ですが、確かに丸写しは「やべぇ〜べなぁ〜」とは思っておりました。
ところが、本誌には通常良く見受ける『無断で複写、転載お断り!!』の記載が、どのページを探しても見当たりませんでした。

だからといって、良い事なのかどうか判断がつかなかったので、ウィキペディアで調べてみた所、著作権保護の鍵を握るのは『独創性』という点であることが解りました。

そこで、本誌の内容をよくよく考えてみると、要はメカニズムの単なる『説明』、事実がただ書いてあるだけです。
面白おかしく書かれているならともかく、ただ淡々とした内容なので、「ひょっとしたら、こういう物は保護の対象にはならないのでは!?」と安易な解釈をし、実行に移した次第で御座います。

Commented by tm144en at 2010-03-17 03:13
ところが、ねねたんさんのご指摘をいただき、やはり専門機関にちゃんと確認を取った方が良いだろうと思い、文化庁の相談窓口に電話で問い合わせてみた所、「だめだよ〜!」の結果に(涙)

まずは、『複写、転載、、、、』の断りの記載が無くても、著作物には必ず著作権がつきものだそうで、書いてないからと言って、良いということにはならないそうです。

また、参考書等のように独創性が無いように思われても、誰かが書いた物である限り、独創性は存在するようです。

ただ、『サスペンション』や『オートバイ』などの単語には著作権は含まれないそうで、あくまで『文章』であることが前提だそうです。

そこで、語尾等を変えて書き換えるのはどうか訪ねた所、「それもだめ〜!」でした(爆)

「〜〜です。」を「〜〜だべさ。」にかえた所で、だめらしいです。

Commented by tm144en at 2010-03-17 03:13
重要なのは、書いてある内容を『自分の言葉で』という所にあるそうです。

「ああ、ナルホド。。。」

といっても!!!

簡単に自分の言葉にと言いますが、そんな簡単な内容ではないし、そもそもそれが出来るということは『理解した』ということですから、まさに本末転倒であります(泣)

ということで、当たり障りの無い様な内容になる様に、努めて頑張りたい所存でございます!!

ご指摘、ありがとう御座いました☆
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by tm144en | 2010-03-16 04:11 | Comments(4)

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